2010年4月6日火曜日
ピートとパパの会話(その91 ファイヤープレース)
パパ 「昨年来、山盛り積んでおいた剪定屑をやっと燃やすことができた」
ピー 「桜の剪定をした時の枝だね」
パパ 「太いものは蒔きストーブ用にご近所の人が持って行き、その残り
を燃やしたんだよん」
ピー 「野焼きは禁止じゃないの?」
パパ 「んだ、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第十六条の二で
廃棄物の焼却は原則禁止されている」
ピー 「だろう~」
パパ 「が、実は例外事項が設けられていて、例えば宗教行事とか焚き火、
その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微
なものは許されておるのじゃよ」
ピー 「ああ、それで京都の五山の送り火は禁止されていないのかぁ」
「じゃ~、キャンプファイヤーは?」
パパ 「キャンプファイヤーも例外に含まれる」「剪定屑の焼却とか日常
行われている焚き火も例外事項だ」「但し、軽微な焼却と言っても
産業廃棄物の焼却は駄目だよ」
ピー 「焚き火も煙が出るから街なかでは無理だね」
パパ 「ま、ピートの庭なら何とか許されるかなぁ?」
「で、その焚き火用にファイヤープレースのデザインを考えちょる」
ピー 「ファイヤープレース?」
パパ 「一般的には暖炉を指すんだけど、アウトドアでの焚き火用の場所も
似たような意味合いで使われている」
ピー 「そのデザインとは?」
パパ 「地面を円形に掘り、その周りに岩石を配置するんだ」
「石だから重いぞ~」
ピー 「ご苦労なこったい」
パパ 「焚き火をしながらコーヒーを沸かしたり、ダッチオーブンで料理を
したり、そういうことができるように設計するんだよ」
ピー 「おいらは食べるだけでいいよ。準備はパパたちに任すからね」
パパ 「このファイヤープレース、考えると中々難しい」
「これは庭師の仕事だな~」
ピー 「ほと、素人がやるとなると時間が掛かるね」
パパ 「ま、ぼちぼちやるしかないね」 「下の写真は、仮に石を置いて
みたところだよ」「基本はこういうグランドデザインね」
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